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製造業年鑑2003 (2003.2)
 
町の盤屋が動く!新銘板文化創造への挑戦
 
時代の流れはとにかく早い。
政策、金融、経営…様々なシーンで応急処置的な対処が目立つ昨今のマクロ社会で、「ユビキタス」という概念に課せられた期待、役割は大きい。様々な要素が複雑に絡み合う相関社会において「銘板」でさえも例外ではないという事だろう。
製造業年鑑2003
「いつでも、どこでも、だれにでも」。
銘板に寄せる熱い思いを語ってくれたのは、元来、町の盤屋であった父親の代から第二創業を果たした株式会社コムデック(川崎所多摩区中野島6-10-40)代表取締役社長 多羅尾光道氏だ。
「盤屋、製造現場など、盤と銘板に関わる方々の手間や労力をわずかでも軽減したい。」と語る多羅尾氏からはユーザ志向の情熱を垣間見る事ができる。
その多羅尾氏が世にリリースした『タラコの銘板革命シリーズ』。その登場によって文字通り変革を強いられたものは、機械の操作盤、ボイラー、空調システムの配電制御盤などのコントロール部などに取付けられている"銘板"だ。
従来の製作方法で作られたアクリル銘板は、彫り込まれた文字に黒や赤のインキを色入れしている為、一度作ってしまうとちょっとした修正も容易にできない、小さくも融通の利かない難物である。
故にというべきか、硬質のボタン居並ぶ盤上では目立つ事も無く、いざ問題が起きてみないと省みられない。同時に製造業界では既存器材の老朽化や熟練工の減少、マシニングセンターなどの電子制御盤を有する器材の普及を受けて操作ミス、コスト増が危惧されはじめている。
そこで多羅尾氏の提唱する、いつでも、どこでも、だれにでも使える『タラコの銘板革命』に注目。発売から二年と半年、快進撃を続けるソリューションの魅力に迫った。
必要なときに必要な銘板を即時作成可能、企業のリスクを回避する最短最速の秘策。
製造業界では代表的な形状を中心に様々な形の銘板が利用されている。その主な用途は先にも述べたように実に多岐にわたるが、多羅尾氏は銘板の持つ存在意義の大きさにこそ着目している。
「最近は国内外の工場でピクトグラムを利用した誰にでも分かるサインが広く普及しつつあります。非常口の案内サインが有名なものですが、『タラコの銘板革命』を使うと自由な図柄もアクリル版で、はさむだけで立派な銘板になるのです。」
製造業年鑑2003
どんな機器でも動かすのは人間、その機器を動かす人にとって銘板はあって当たり前、どのボタンを押すとどうなるのか誰の目にも明白である事が最低限求められる。
その点、『タラコの銘板革命』では「テプラ」などのラベルライターを使った簡単迅速な銘板作成によって、従来の彫刻式の銘板では不可能であった、現場完結型(必要に応じて作成)の対応が可能となった。
また、ラベルライターで作成した文字シールをプラスチック製の白色ベース板と透明カバーによって挟むだけの『タラコの銘板革命』は、後々の面倒なメンテナンスを軽減し、多羅尾氏の描く手離れが良く改良性の高い盤を供給する事に繋がっている。


銘板革命に新シリーズが登場
『タラコの銘板革命シリーズ』は発売開始から実に八回ものラインナップ拡充を行い、直近では決済サービスや配送網を整備、実に7割を超えるリピート顧客の利便性を高める努力も怠らない。
2000年8月には22Φ、25Φ、30Φの三種類のだるま銘板を発表、その後もトグルスイッチ銘板、スティック銘板、カムスイッチ銘板、タイトル銘板を続々と発売した。
第一弾の『タラコのだるま銘板』発売から数えて第七弾目で『ぷちタイトル銘板』を発表、今春発表された『タラコの銘板文字革命・第八弾』として、「作る時間がない」「作るのが面倒」という顧客に対してOHPフィルムを安価で販売、印字加工を施して配送するというきめ細やかなサービスも出揃った。


人と機械が接するところにタラコあり
このようなラインナップ拡大とサービス拡充がすなわち、多くのユーザに支えられたという実績を物語るのだが、多羅尾氏によると未開拓の顧客ニーズは未だ無尽蔵に広がっているという。
今後も人と機械が接する場を改善する余地は残されていると多羅尾氏が力強く語ってくれたように『タラコの銘板革命』に確かなフォローウィンドウが吹いているようだ。
 
銘板革命1、2…このように三つ一セットで構成、作成は至って簡単なので誰にでもプロ並みの仕上げで銘板を作る事ができる。
自分で文字を印字する場合はテプラで。制作量が多く、自分で制作する時間がない場合は株式会社コムデックに頼んでOHPフィルムに印字加工してもらえる。
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